ドライヤーで髪を早く乾かすコツ!時短&ダメージ軽減テクニックまとめ


髪を乾かすアイテムといえば、やはりドライヤーですよね。

とはいえ、「ドライヤーの熱で髪が傷むのでは?」「自然乾燥のほうが髪にやさしいのでは?」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

確かに、ドライヤーの使い方によっては髪に負担がかかることもあります。
しかし実は、自然乾燥のほうが髪や頭皮にとって大きなダメージにつながる可能性があるんです。

今回は、髪を傷めないための正しいドライヤーの使い方や、乾かす前にやっておくべきケア、そしてロングヘアでも時短で乾かせるコツまで、分かりやすくご紹介します。


この記事はこんな方におすすめ

  • 毎日ドライヤーを使っているが、髪がなかなか乾かず時間がかかる

  • 自然乾燥のほうが髪にやさしいのでは?と感じている

  • 髪や頭皮のダメージを減らしながら、きれいに乾かしたい

  • 枝毛や切れ毛が増えてきて悩んでいる

  • ニオイや頭皮のベタつきが気になる


目次

  1. 自然乾燥とドライヤー、髪にいいのはどっち?

  2. 髪を傷めないドライヤーの使い方

  3. 髪を乾かす前にやるべきこと

  4. ロングヘアを時短で乾かすテクニック

  5. まとめ:美髪を守る乾かし方のコツ


1. 自然乾燥とドライヤー、髪にいいのはどっち?


「ドライヤーを使うと髪が傷みそうだから、できれば自然乾燥で…」そんな声、よく聞きますよね。

確かに、ドライヤーの温風は平均して100~110度と高温。髪に近づけすぎると、熱によるダメージや、最悪の場合、頭皮の火傷の恐れすらあります。

けれど実は、“正しく使えば”ドライヤーは髪にやさしい乾かし方の味方になるんです。
 

プロも使うのはなぜ?

たとえば、美容室。仕上げで自然乾燥されることって、ほとんどありませんよね?

プロの美容師がドライヤーを使う理由は、髪や頭皮を健やかに保ちつつ、ヘアスタイルを美しく整えるため。実はドライヤーでの「乾かし方」が、スタイリングの決め手にもなるほど、重要なステップなんです。

自然乾燥の“意外な落とし穴”

「ドライヤーより自然乾燥のほうがダメージが少ない」と思われがちですが、実は自然乾燥には多くのデメリットがあります。

髪は濡れていると、キューティクル(髪の表面を覆うウロコ状の膜)が開いたままの状態になります。このキューティクルが開いている間に何が起きるかというと…

  • 髪内部の水分や栄養分がどんどん蒸発

  • 表面が摩擦に弱くなり、枝毛や切れ毛が増える原因に

  • ツヤが失われ、パサつきが目立つようになる

さらに、髪だけでなく頭皮にも問題が。

濡れたままの頭皮は、梅雨時期の生乾きのタオルのような状態。雑菌が繁殖しやすくなり、嫌なニオイやかゆみ、炎症の原因になります。実際、「頭皮のにおいが気になる」という方の多くが自然乾燥派だった…というケースも珍しくありません。


就寝中の“自然乾燥”はもっと危険!

濡れた髪のまま寝てしまうと、寝具に水分が移り、衛生的にも良くありません。また、髪と枕との摩擦によってキューティクルがさらに傷つき、朝起きたときの髪の絡まりや広がりにもつながります。

こういったダメージが日々積み重なると、将来的にはうねり・乾燥・抜け毛・ハリコシ低下といったエイジングサインにもつながる可能性も…。


2. 髪を傷めないドライヤーの使い方


髪を乾かすときに意識したいのが、「距離・時間・風の当て方」の3つのポイントです。

まず、ドライヤーは髪や頭皮から20〜30cm離して使用しましょう。近づけすぎると、熱で髪が乾きすぎたり、頭皮が熱を持ってしまう原因に。風は髪ではなく頭皮をめがけて当てると、効率よく乾かせます。

また、温風と冷風を交互に切り替えて使うのもおすすめ。熱ダメージの軽減になり、仕上がりのツヤ感もアップします。風の当て方も意識を。キューティクルの流れ(根元から毛先)に沿って風を当てることで、手触りの良い美髪に仕上がります。


3. 髪を乾かす前にやるべきこと


実は、ドライヤーの前のひと手間が仕上がりを左右します。

まずはタオルドライを丁寧に。髪をゴシゴシこするのはNG。頭皮の水分を軽く押さえるように、毛先はぎゅっと絞るように拭き取りましょう。目安として、髪の水分を4~6割ほど減らすイメージで行うと、ドライヤーの時間もぐっと短くなります。

さらに、アウトバストリートメントをつけて熱ダメージから髪を守るのも効果的。手のひらでよく伸ばして毛先からなじませ、粗目のクシで髪全体に行き渡らせましょう。使用後の髪はまとまりやすく、手触りも◎に。


4. ロングヘアを時短で乾かすテクニック


髪が長いと乾かすのに時間がかかって大変ですよね。そんな方におすすめの時短テクをご紹介します。

まずはやはり丁寧なタオルドライが基本。ドライヤーの時間を減らすことができます。そして、下を向いて(お辞儀スタイル)根元から毛先へ向かって風を当てると、風が髪の内側まで届きやすく乾きもスムーズに。

また、湿気の少ない場所で乾かすのもポイント。浴室や洗面所よりも、風通しの良い部屋で乾かすのがおすすめです。さらに、1200W以上の大風量ドライヤーを使えば、乾燥スピードが大幅にアップ!ロングヘアの方には特に効果的です。


5. まとめ:美髪を守る乾かし方のコツ

髪を健やかに、そして早く乾かすためには、タオルドライとドライヤーの正しい使い方が重要です。

自然乾燥は一見ナチュラルに思えますが、髪や頭皮にとっては負担の大きい習慣。枝毛や切れ毛、頭皮のトラブルを防ぐためにも、毎日のヘアケアに「乾かし方の見直し」を取り入れることが美髪への第一歩になります。

ドライヤーを味方につけて、ツヤのある髪を目指していきましょう!


★頭皮ケアにおすすめのスカルプブラシはこちら
 >>エスハートエス公式オンラインショップ