ケラチン配合シャンプーの特徴とは?髪にうれしいポイントを解説
髪がなんとなくパサつく、まとまりにくい…。そんな悩みを抱えたときに目にするのが「ケラチン配合」という文字。美容院でもサロン専売品でもよく見かけるこの成分、実は髪の主成分そのものなんです。
この記事では、「ケラチンって何?」「髪にどういいの?」「アミノ酸シャンプーと何が違うの?」といった疑問をわかりやすく解説。さらに、くせ毛やうねりの改善にも役立つケアのヒントをお届けします。
この記事はこんな方におすすめです
- 髪のパサつきやダメージが気になる
- ケラチンの効果を知りたい
- アミノ酸シャンプーとの違いを知りたい
目次
1. ケラチンってなに?髪に必要な成分の正体
ケラチンは、18種類のアミノ酸から構成されるタンパク質で、髪や爪の主成分です。人間の髪の約8〜9割はケラチンでできており、特にシステインというアミノ酸が多く含まれています。
このケラチンは体内でアミノ酸から再合成されますが、体内で生成できない必須アミノ酸も多く含まれるため、日々の食事からの摂取が不可欠です。
例えば、卵・大豆・魚介類などに含まれるたんぱく質をしっかり摂ることで、髪の材料となるアミノ酸が体に供給されます。「食事で髪が変わる」と言われるのも、ケラチンが深く関わっているからなんですね。
偏った食生活や過度なダイエットが続くと、ケラチン不足による髪のパサつきや切れ毛、抜け毛の原因になることも。美しい髪を育てるためには、体内からの栄養補給と外側からの補修ケアの両立が大切です。
2. アミノ酸シャンプーとケラチン配合シャンプーの違い

「ケラチン配合」と書かれているシャンプーの多くは、アミノ酸系のやさしい洗浄成分を使っていることが一般的です。ただし、「アミノ酸シャンプー=ケラチン入り」ではありません。
- アミノ酸シャンプー:髪や頭皮と同じアミノ酸成分でやさしく洗い、低刺激で保湿力が高い
- ケラチン配合シャンプー:洗浄力のタイプは商品によって異なるが、ダメージ補修やハリ・コシの強化に特化した成分がプラスされている
つまり、「洗う力」と「補修する力」が違うということ。ケラチン自体は洗浄ではなく補修やコーティングの役割を果たし、傷んだ髪のキューティクルを整えるサポートをしてくれます。
実際、「最近髪が細くなってきたかも…」という人がケラチン入りを選ぶのは、髪のハリやコシを取り戻したいという目的があるから。洗いながらケアできるのが魅力ですね。
3. ケラチン配合シャンプーのうれしい効果
ケラチンを外から補うことで、髪にこんな変化が期待できます:
- コシ・ハリが出て、ふんわりとした仕上がりに
- 指通りがなめらかになり、まとまりやすくなる
- ダメージ補修によるツヤ感アップ
特にパーマやカラーを繰り返している方、髪が細くなってきたと感じる方、くせやうねりが気になる方にとって、ケラチン配合のアイテムは頼れる味方です。
最近では、美容院でも「ケラチントリートメント」を取り入れるケースが増えており、縮毛矯正のようにまっすぐにするのではなく、髪質改善の手段として活用されています。
「ストレートにしたい」というより、「柔らかくてまとまりやすい髪にしたい」人にぴったりです。
4. くせ毛やうねりにも効果あり?
くせ毛やうねりの原因は、髪の内部構造の乱れや水分バランスの不均衡です。ダメージによってキューティクルが剥がれ、水分が逃げやすくなっている状態を、ケラチンが補修し、髪の形状を整えるサポートをします。「最近クセが強くなった気がする」「広がりやすくなってきた」という人は、実は髪のダメージが蓄積されているサインかもしれません。
ただし、外側からの補修だけでは不十分な場合も。日々の食事や生活習慣で体内のケラチン再合成を促すことも大切です。
- 外食や加工食品に偏らず、たんぱく質やビタミンをしっかり摂る
- 睡眠やストレス管理も意識する
5. まとめ|ケラチンで髪にハリとツヤを
ケラチンは髪を構成する重要なタンパク質であり、健康な髪を育てるためには欠かせない存在です。
- アミノ酸からできているケラチンは、髪にハリ・コシ・ツヤ・なめらかさを与える
- ケラチン配合のシャンプーは、髪の外側からの補修ケアとして有効
- 体内からケラチンを作るためには、栄養バランスのよい食生活が土台に
ケラチンは“髪の原材料”とも言える存在。だからこそ、外から補っても、内側でしっかり作れないと意味がありません。
髪のダメージが気になる方、くせ毛やうねりに悩む方は、ケラチン配合のシャンプー&トリートメントを、ぜひ一度試してみてください。今より少しだけ、髪に自信が持てるようになるかもしれません。
★頭皮ケアにおすすめのスカルプブラシはこちら
>> エスハートエス公式オンラインショップ