エス・ハート・エス創業期、絶望から生まれた再生の物語

ニューヨークのトップサロンやハリウッドスターを魅了する、ゴールドに輝く一本のブラシ。
その洗練された佇まいからは想像もつかないほど、エス・ハート・エスのスカルプブラシ誕生の裏側には、映画のような逆転劇と、一人の男が命を懸けて守り抜いた「執念」の歴史が刻まれています。
今、あなたが手に取ろうとしているこのブラシは、単なる美容道具ではありません。
それは、絶望の淵から這い上がった情熱の結晶であり、手にするすべての人に“笑顔”を届けるために生まれた奇跡のプロダクトなのです。
商売の原点は、京橋の路上にあり
物語は、華やかなサロンではなく、京橋駅のコンコースから始まります。かつて健康茶ビジネスでブームを巻き起こした木下恵(現サントレッグ代表)は、独立後の失敗により、すべてを失いかけていました。
再起を懸けて彼が選んだのは、売れ残り品や廃番商品を格安で販売する“バッタ屋”としての路上販売。
「毎日、必ず京橋へ行く」
警察や商店街の厳しい目に晒されながらも、自らに課したこの誓いを1年間、一日も欠かさず守り抜きました。
売上ゼロの日もある。
数百円の積み重ねが大きな成果になる日もある。
この地を這うような経験の中で、彼は「商売の基本」と「世間の厳しさ」、そして何より“お客様の笑顔の価値”を、身をもって学んだのです。
運命を変えた、無骨な「SOS」との出会い
その後、木下は大阪合同計装株式会社に就職し、運命の製品と出会います。当時「SOS(髪のSOS)」と呼ばれていた、無骨な男性向けスカルプブラシ。
決して華やかではないその製品の中に、彼は本質的な価値を見出しました。
「指では届かない毛穴を洗い、髪を根元から蘇らせる力がある」
“これは世界の文化になる”
その確信のもと、ハローワークで集めた20人の仲間とともに全国のヘアサロンを開拓。
理容店から始まり、やがて美容室市場へと広げ、最終的には235件ものディーラー網を築き上げました。
独立18日後の地獄。暴かれた「50億円の嘘」
2004年4月12日。木下はついに事業を分離し、「エス・ハート・エス株式会社」として独立を果たします。
しかし、独立からわずか18日後。
「この会社は、連休明けに潰れる」
突きつけられたのは、親会社の倒産という現実でした。
公表されていた売上50億円という数字は粉飾決算による虚構で、実態は約5億円規模。
差し押さえの危機、押し寄せる債権者、そして信用不安。
希望の光は、一瞬で暗闇に変わりました。
145,000本を救った“不屈のSmile Heart Story”
手元に残されたのは、工場に眠る約145,000本のブラシ在庫と、巨額の負債。誰もが終わりを覚悟しました。しかし、木下だけは違いました。
彼は一軒一軒取引先を訪ね、頭を下げ続けます。
「前の会社とは関係ない。この製品の価値を信じてほしい」
その姿勢と覚悟が、周囲の心を動かしました。
支援を得ながら、管財人から在庫すべてを買い取ることに成功。
自らの人生を懸けて、145,000本のブラシを守り抜いたのです。
この瞬間こそが、現在のブランドの真の誕生日でした。
社名「S・HEART・S」には
Smile
Heart
Story
という想いが込められています。
「人々の笑顔こそが、私たちの原動力である」
倒産の闇を照らしたのは、この純粋な信念でした。
あなたの髪に届くのは、守り抜かれた誇り
現在、エス・ハート・エスのスカルプブラシは累計販売数250万本を突破し、世界40カ国以上のプロフェッショナルから支持されています。しかし、その礎にあるのは創業期の過酷な歴史です。
このブラシは、単なる素材の集合体ではありません。
「どんな困難があっても、人は颯爽と笑顔で生きられる」
そんな願いが込められた、魂のプロダクトです。
日本の職人が丹念に仕上げた一本は、毎日のシャンプーを“作業”から“自分を慈しむ時間”へと変えてくれます。
指10本では届かない、緻密で心地よい洗浄体験。それは、絶望の中でも未来を信じ続けた情熱の証です。
「買ってよかった」と、心から思える体験を。
世界が認めた輝きをあなたのバスルームに迎え、明日から、もっと自分を好きになれる新しい物語を始めてみませんか。
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